思わず笑ってしまうような怒鳴り声として、ネット上で広まった「てめー何してんだああああ!」。
このフレーズは、ゲーム実況やMAD動画などでよく耳にするツッコミ系の定番セリフです。
一見ただの叫び声のようですが、実はネット文化の中で長い歴史を持つ言葉でもあります。
この記事では、「てめー何してんだああああ」の元ネタや広がり方をわかりやすく解説します。
てめー何してんだああああの元ネタとは?怒鳴り素材としての起源を解説
- 「てめー何してんだああああ」の元ネタの起源とは?
- いつ頃から流行り始めたのか?
「てめー何してんだああああ」の元ネタの起源とは?
このフレーズは、ニコニコ動画やYouTubeのゲーム実況文化の中から生まれたと言われています。
明確な出典は存在しないものの、もともとは実況者が仲間や敵の行動にツッコミを入れる場面で発せられたセリフでした。
特に「てめー何してんだああああ!」という絶叫は、
予想外の展開や理不尽な状況に対して思わず出た叫びとして有名になり、
のちに効果音素材や音MAD(音楽的な編集動画)で繰り返し使用されるようになりました。
視聴者の間でその勢いと語感の面白さがウケ、
次第に「怒鳴りテンプレ」として定着していったのです。
いつ頃から流行り始めたのか?
このフレーズがネット上で頻繁に使われるようになったのは、
2010年代前半のニコニコ動画全盛期です。
当時、「実況プレイ」「音MAD」「淫夢ネタ」などが爆発的に流行しており、
その中で「叫び系ボイス」や「ツッコミ素材」が次々と登場しました。
「てめー何してんだああああ!」もそのひとつとして注目され、
さまざまな動画で引用・編集されて拡散。
やがて他のプラットフォームにも広がり、怒り・驚き・焦りをコミカルに表現する定番のフレーズとなりました。
てめー何してんだああああの広がりとネットでの使われ方
- ツッコミ素材としての使われ方
- 他の怒鳴り系フレーズとの共通点
- 現代のSNSでの再流行
ツッコミ素材としての使われ方
「てめー何してんだああああ」は、怒鳴りながらツッコむためのボイス素材として多くの動画で使われています。
たとえばゲーム実況中に誰かがミスをしたときや、
キャラが変な動きをしたときに編集でこの叫び声を入れることで、
一気に場の面白さを引き立てる効果があります。
スロー再生やリバーブ加工などを加えて演出されることも多く、
「勢い」と「笑い」を同時に生み出す万能な叫びとして定番化しています。
他の怒鳴り系フレーズとの共通点
このフレーズは、「何してんだよぉぉぉ!」「お前ふざけんな!」といった怒鳴り系の定番台詞と同じく、
**ツッコミと感情表現を一体化させた“叫び芸”**のひとつです。
どのフレーズも怒りよりもコミカルさを重視しており、
動画編集の中では**“テンションを上げる効果音”**として扱われます。
そのため、「てめー何してんだああああ」は
単なる罵声ではなく、笑いを生む演出素材として愛されています。
現代のSNSでの再流行
2020年代に入り、TikTokやX(旧Twitter)などで再び注目を集めています。
動画のコメントや投稿文に「てめー何してんだああああ!」と書かれるケースが増えており、
ツッコミや驚きを表すネットスラングとしての地位を確立しました。
とくに「友人がボケたとき」「ゲーム中の味方がミスしたとき」など、
シーンに合わせて使うことで懐かしさと勢いの両方を楽しめるネタになっています。
てめー何してんだああああ 元ネタまとめ
- 元ネタはゲーム実況やMAD動画で使われた怒鳴りボイス素材
- 明確な出典はないが、2010年代前半のニコニコ動画文化で定着
- 現在もツッコミ・ネタ演出の定番フレーズとして利用されている
- SNSでもツッコミスラングとして再流行している
