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シテ…コロシテの元ネタとは?エイリアン4の衝撃シーンとネットミーム化の経緯を解説

シテ…コロシテの元ネタとは?エイリアン4の衝撃シーンとネットミーム化の経緯を解説
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「シテ…コロシテ…」という不気味な言葉は、ネット上でよく見かける定番フレーズのひとつです。
恐怖系の画像や異形のキャラクターに添えられ、強烈な印象を残すこの言葉ですが、いったいどこから生まれたのでしょうか?

この記事では、「シテ…コロシテ…」の元ネタがどこなのか、映画『エイリアン4』との関係、そしてネットでのミーム化の経緯についてわかりやすく解説します。


目次

「シテ…コロシテ」の元ネタは映画エイリアン4だった?

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  • エイリアン4のリプリー7号のシーンとは?
  • 「Kill me(殺して)」の台詞との関係
  • エイリアンシリーズに共通するモチーフ
  • 他の類似作品との関連性

エイリアン4のリプリー7号のシーンとは?

「シテ…コロシテ…」の元ネタとして最も有力なのが、1997年公開の映画**『エイリアン4/エイリアン:レザレクション』です。
この作品では、主人公リプリーの遺伝子を使って複数のクローンが作られます。
その中で
「リプリー7号」**が、エイリアンと人間の融合体として苦痛に満ちた姿で登場し、リプリーに対して「Kill me(殺して…)」と懇願する場面があります。

この描写は非常に衝撃的で、視聴者の記憶に強く残りました。
ここから「シテ…コロシテ…」という日本語の意訳・再解釈が生まれたと考えられています。


「Kill me(殺して)」の台詞との関係

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この「Kill me」という英語表現は、直訳すると「私を殺して」という意味ですが、日本語ではより感情的に**「して…殺して…」**と訳されることで、
**“苦痛の極致で理性が崩壊した叫び”**のようなニュアンスが強調されました。

日本語特有の「…(三点リーダ)」やカタカナ表記によって、台詞の恐怖や狂気がより際立ち、ネット文化の中で印象的なフレーズとして定着したのです。


エイリアンシリーズに共通するモチーフ

『エイリアン』シリーズでは、「人間と異形の融合」「生命への冒涜」「生き地獄」というテーマが繰り返し描かれています。
1979年の初代『エイリアン』では、繭化された船員が「殺してくれ」と懇願する削除シーンも存在しており、シリーズを通じて“死を望む苦しみ”が象徴的に使われています。

そのため、「シテ…コロシテ…」という表現はシリーズ全体の空気感を体現しているとも言えます。


他の類似作品との関連性

『沙耶の唄』『メイドインアビス』『ゴブリンスレイヤー』など、人体変容や極限の苦痛を描く作品にも「殺してくれ」と懇願する台詞が登場します。
これらの作品がインターネット上で語られるうちに、次第に「シテ…コロシテ…」という一文が象徴的なフレーズとして独り歩きし、複数の作品の印象が重なった結果として定着したと考えられます。


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「シテ…コロシテ」がネットで定着した理由と意味の広がり

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  • ネットミームとしての拡散経緯
  • 「コロシテくん」など派生ネタの登場
  • 不気味さ・狂気を象徴する言葉としての使われ方
  • 元ネタが曖昧なままテンプレ化した背景

ネットミームとしての拡散経緯

「シテ…コロシテ…」がネット上で広まったのは、2010年代前半の掲示板文化がきっかけでした。
ホラー画像やコラ画像にこのフレーズを添えることで、“絶望の叫び”を演出するテンプレートとして使われるようになります。
2ちゃんねるやpixiv、Twitterなどで定番化し、やがて誰もが意味を理解できる“ミーム”へと変化しました。


「コロシテくん」など派生ネタの登場

2025年の大阪・関西万博ロゴが、ネット上で**「コロシテくん」**と呼ばれたことで、この言葉は再び脚光を浴びました。
不気味な形状と相まって、「シテ…コロシテ…」の言葉が大量に投稿され、古いネットミームが再生産される現象が起きたのです。
このように、時代を超えて“異形と苦痛”を象徴する言葉として生き続けています。


不気味さ・狂気を象徴する言葉としての使われ方

「シテ…コロシテ…」は単なる怖い言葉ではなく、人間の理性が崩壊する瞬間を表す象徴的なフレーズとして使われています。
文字の揺れやカタカナ表記によって、**「人間ではない何か」**が発したような不安感を演出できる点も人気の理由です。
ホラー系の創作や都市伝説系ブログでは、恐怖感を一瞬で伝える演出ワードとして重宝されています。


元ネタが曖昧なままテンプレ化した背景

興味深いのは、「シテ…コロシテ…」という言葉が明確な出典を持たないにもかかわらず、多くの人がその意味を理解できる点です。
これは、映画やゲームなどで似た構図が繰り返し描かれた結果、集合的記憶として共有されているためです。
つまり、「シテ…コロシテ…」は作品の引用というよりも、“人類共通の恐怖感覚”を具現化したネット文化的表現だと言えるでしょう。


「シテ…コロシテ」元ネタまとめ

  • 元ネタは映画『エイリアン4』のリプリー7号が最有力
  • 「Kill me」=「殺して」から派生した日本語ミーム
  • ネット上では不気味なテンプレ文として独自進化
  • 明確な出典はなく、“絶望”を象徴する言葉として定着

このように、「シテ…コロシテ…」という言葉は、映画的なホラー演出から生まれ、ネット上で再解釈されながら広まったものです。
元ネタを知ることで、単なる怖いフレーズ以上に、人間が感じる“生き地獄”の表現としての深さを感じられるのではないでしょうか。

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