最近SNSで大流行しているナルトダンス。元ネタはアニメだと思っている人も多いですが、実は中国のおじさんが踊るダンスがきっかけだったんです。しかもこの元ネタには特定の曲が使われていて、流行ったのはいつ頃なのか、ケンチャナのダンスの元ネタと混同されることもあります。
ではなぜ「ナルトダンス」と呼ばれるようになったのでしょうか?
この記事では、ナルトダンスの元ネタの正体やアニメとの関係、中国のおじさんの存在、そして広まった背景まで徹底解説していきます。
ナルトダンスの元ネタはアニメじゃない?発祥と中国のおじさん説
- 元ネタはこれ
- 中国のおじさんが踊る姿
- アニメとの関係はあるのか
- ケンチャナのダンスの元ネタとの違い
元ネタはこれ
最近よく見かけるナルトダンスですが、実はアニメ「ナルト」から生まれたわけじゃないんです。本当の元ネタは中国で生まれた「科目三(ケムサン)」というダンス。もともとは広西チワン族自治区でお祝いごとなどに踊られていたもので、それがSNSで広まり「なんだこのクセになる動きは!」と注目されました。その後、ナルトのコスプレと組み合わせられたことで、いつのまにか「ナルトダンス」という名前で呼ばれるようになったんです。
中国のおじさんが踊る姿
ナルトダンスの広まりには「中国のおじさん」の存在が欠かせません。SNSには中年男性が本気でこのダンスを踊る動画が数多くアップされていて、そのギャップがめちゃくちゃ面白いんです。
若い人が踊ると「流行りのダンス」って感じですが、おじさんが真顔で踊ると一気に笑えるネタに変わります。実際、このおじさん動画が大バズりして、ナルトダンスが一気に広まったとも言われています。
アニメとの関係はあるのか
「ナルトダンス」って名前だからアニメの中で踊ってるシーンがあるのかと思う人も多いですが、実は全く関係なし。アニメ内に同じ動きは出てきません。
ただ、踊りの手の形が忍術の印っぽかったり、ポーズがナルト走りを思わせたりするので、結果的に「ナルトっぽい!」と盛り上がったのがきっかけです。そこにコスプレ要素が加わって、完全に「ナルトダンス」として定着したというわけですね。
ケンチャナのダンスの元ネタとの違い
ナルトダンスとよく混同されるのが「ケンチャナダンス」です。でも実際は全然別物。ケンチャナダンスは韓国発祥で、K-POPの曲に合わせて体を揺らすスタイル。
一方ナルトダンスの元ネタは中国の「科目三」で、踊り方も全然違います。どちらもSNSで爆発的に広まったという点は同じですが、「ナルトダンス=中国」「ケンチャナダンス=韓国」と覚えておけば間違いないですね。
ナルトダンスの元ネタを徹底解説!広まった理由と人気の背景
- なぜそう呼ばれるのか理由を紹介
- 元ネタの曲はこれ
- 流行したのはいつ頃か
なぜそう呼ばれるのか理由を紹介
じゃあ、なんで「ナルトダンス」って呼ばれるようになったのか?その理由はシンプルで、ナルトの衣装を着た人たちがこのダンスを踊ってSNSにアップしたから。
ネットでは面白いものにキャッチーな名前をつけるのが鉄則なので、「ナルトダンス」という呼び方が一番しっくりきて一気に広まったんです。名前のインパクトもあって、覚えやすさ抜群でした。
元ネタの曲はこれ
このダンスとセットで流れる音楽も外せません。元ネタの曲は「一笑江湖(DJ弹鼓版)」という中国の楽曲で、歌っているのは闻人听書(Wenren Tingshu)という歌手です。
TikTokやYouTubeショートでは、この音楽に合わせて踊るのが定番化していて、もはや「ナルトダンス=この曲」というイメージができあがっています。BGMの力って本当に大きいですよね。
流行したのはいつ頃か
ナルトダンスが本格的に流行り出したのは2023年頃。中国で人気が出て、その後TikTokやYouTubeで拡散し、日本でも2024年に入ってから一気にブームになりました。
短期間で世界中に広まったのは、やっぱりSNS時代ならでは。特にコスプレやアニメ好きな層に刺さりやすかったことで、「ナルトダンス」という名前と一緒に話題になったのです。
ナルトダンス元ネタは中国のおじさん?まとめ
- 元ネタは中国発祥の「科目三」というダンス
- 広まったきっかけは中国のおじさんが踊る動画
- アニメ「ナルト」と直接の関係はない
- ケンチャナのダンスの元ネタとは全く別物
- 使用されている曲は「一笑江湖(DJ弹鼓版)」
- 流行し始めたのは2023年頃から
- 「ナルトダンス」と呼ばれるようになったのはコスプレ動画の影響